【セラピスト向け】摘発リスクの高い違法なメンズエステとは?特徴も
メンズエステで働く女の子は、危険を避けて稼ぎたいと考えているのではないでしょうか。しかし、近年は違法なメンズエステが摘発されたことをニュースなどで耳にすることもあります。自分が働いているメンズエステも摘発されるのではないかと、不安に感じる女の子も少なくありません。
当記事では、違法メンズエステ店が摘発される流れや、摘発のリスクがあるお店の特徴を紹介します。健全なメンズエステで働くメリットも紹介するため、安全な方法で高収入を得たい女の子は、ぜひ参考にしてください。
目次
近年、さまざまな場所で、メンズエステ店の摘発が増加しています。多くの場合、風営法に違反する営業を行っていたことが原因です。
以下は摘発されるメンズエステの一例です。
風営法の届出を出していないが性的なサービスを提供しているメンズエステ
風営法の対象は、個室を設け、当該個室において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業
を行うお店です。
引用:e-Gov法令検索「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 第二条」
無許可で性的なサービスを提供しているメンズエステは、違法行為として警察に摘発される可能性が高いでしょう。
禁止区域で性的なサービスを提供する店舗型のお店を開業したメンズエステ
風営法により、官公庁施設・学校・図書館・児童福祉施設などの周辺や、都道府県の条例で定められた地域で風俗店を新しく開業することは禁止
されています。
出典:e-Gov法令検索「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 第二十八条」
メンズエステは本来風俗店ではないため、風営法で定められている禁止区域などでも、新しく店舗型のメンズエステを開業することが可能です。しかし、メンズエステでグレーゾーンの営業を行っており、風営法の対象であると認められた場合は、禁止区域や禁止地域で風俗店を経営したとみなされます。
警察官は、違法メンズエステ店を発見次第すぐ摘発するわけではありません。いくつか段階を踏んで調査を行った後、風営法違反にあたるとみなされた場合に限り、摘発することが多いと言われています。
以下では、違法メンズエステ店が摘発される具体的な流れについて、3つに分けて解説します。
警官は、下記の方法で風営法違反の疑いがあるお店を探します。
風営法違反店の調査
口コミや巡回でお店の指示で性的なサービスを提供している可能性が高いメンズエステが見つかれば、潜入捜査に乗り出します。私服を着た一般客と同じような見た目の警官が潜入するため、セラピストやお店のスタッフは、警官か一般客かを見分けることは難しいでしょう。警官は数か月にわたる潜入捜査を行うこともあり、常連客として溶け込みます。
一般客に見せかけて来店した警官は、潜入捜査をしていることを悟られないように、一般客と同じような施術を受けます。そして、施術中に下記のような違法性のあるサービスを要求します。
違法サービスの例
さらに、下記のようなセリフを使い、性的なサービスを行う女の子にあたかもメリットがあるような言い方をすることもあります。
違法サービスを促す例
「お金をあげるからキスをしてほしい」
「エッチなことをしてくれたら次は指名するよ」
警官は、複数のセラピストから施術を受け、施術中に性的なサービスを要求します。理由は、性的なサービスをお店ぐるみで行っているか、一人のセラピストだけが行っているかを見分ける必要があるためです。
一人のセラピストだけではなく、何人ものセラピストが性的なサービスを行っていることを確認後、風営法違反とみなして摘発を行います。
摘発後に受ける処分の内容は、下記の通りです。
・お店
風営法違反のメンズエステの経営者や店長は、下記の通り責任を負います。
次の各号のいずれかに該当する者は、二年以下の懲役若しくは二百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
一 第三条第一項の規定に違反して同項の許可を受けないで風俗営業を営んだ者
引用:e-Gov法令検索「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 第四十九条」
経営者や店長だけではなく、お店のスタッフや共同経営者が同時に逮捕されるケースもあります。
・セラピスト
摘発されたメンズエステのセラピストが逮捕や罰金などの罰則を科せられることは、基本的にはありません。しかし、お店ぐるみで性的サービスを行っていたセラピストは、お店の経営者やスタッフと一緒に逮捕や罰金などの罰則を受ける可能性もあります。
罰則を受けないとしても、摘発当時お店にいたセラピストは、警察署に連行されて事情聴取を受けます。事情聴取後は、家族や職場の人、恋人などの身元引受人を呼ばれるため、メンズエステで働いていることを隠している場合は注意が必要です。また、摘発されたお店の経営者・店長・スタッフが逮捕された場合は閉店することになるため、セラピストは職を失います。
・お客さん
摘発時に居合わせたお客さんも、逮捕や罰金などの罰則を受ける可能性は低い傾向ですが、事情聴取を求められて警察に摘発されることもあります。しかし、お客さんがセラピストに性的なサービスを強要していた場合は、強制わいせつ罪に問われて下記のような罰則を受ける場合があります。
十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、六月以上十年以下の懲役に処する。十三歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。
女の子が摘発時のトラブルに巻き込まれないためには、違法営業を行うメンズエステを避けることが重要です。違法メンズエステ店の特徴を理解して、リスクを回避しながら安全に働きましょう。
以下では、摘発のリスクが高い違法店の特徴について、3つ解説します。
違法店では、キス・抜き・本番行為などの裏オプションを用意していることがあります。お店やセラピストが裏オプションを提供しているだけではなく、お客さんからの裏オプション要求をお店やセラピストが黙認しているケースも珍しくありません。
裏オプション提供の疑いがあるかどうかは、下記などに注目しましょう。
裏オプションの提供が疑われるケース
応募前・面接時に気づくことがベストですが、働き始めてからであっても不安を感じた際は、早めに辞めることがおすすめです。
違法店は、摘発やトラブルを防ぐために、お店の名前を頻繁に変えて営業をします。お店の名前を頻繁に変える以外にも、下記の特徴がある場合は注意が必要です。
・固定回線の電話番号がない
いつでも逃げられるように、固定電話を記載せず、携帯電話番号や050から始まるインターネット回線の電話番号を使っていることも少なくありません。
・広告やホームページがない
コロコロ名前を変えるお店は、広告やホームページを出していないことも多い傾向です。
ポータルサイトやホームページを訪れ、お店の情報に不審な点がないか確認しましょう。
違法店は、トラブルに巻き込まれた際は即刻逃げられるように、求人ページや求人サイトを使わず、SNSなどで求人と分からない形でセラピストの募集を行う傾向にあります。
違法店の求人の例
・SNS
SNSでセラピストやスカウトになりすましてセラピストを募集することがあります。
・有名なセラピストやスカウトを買収
SNSで有名になっているセラピストやスカウトを買収して、違法メンズエステを紹介してもらうケースがあります。
・出会い系サイトやアプリ
おこづかい稼ぎをしている女の子に「高額収入が得られる」と伝えて、違法メンズエステで働くことをすすめます。
求人サイトを使っている・求人ページがある場合も、絶対に安全なお店であるとは言い切れません。しかし、上記のような求人以外の理由をつけて募集を行うお店よりは、安全と考えられます。
健全なメンズエステで働くと得られるメリットは、下記の通りです。
健全なメンズエステで働くメリット
また、メンズエステが健全店かを判断するために、下記についてチェックしましょう。
・利用料金が高すぎない
メンズエステの利用料金が、相場と比較した際にあまりにも高いお店は、性的なサービスを提供する可能性があります。周辺エリアのお店と利用料金を比べ、同じくらいの料金設定のメンズエステが安心です。
・研修制度がある
お仕事を開始する前に研修があるお店では、施術のテクニックだけではなく、悪質なお客さんの対応方法も教えてもらうことができます。定期的な研修があると、未経験の女の子も不安を解消しながら、セラピストとしてステップアップできます。
・客層がよい
口コミやネット掲示板で客層を確認しましょう。体験入店をすることも、安心して働けるメンズエステか見分けるポイントです。
違法メンズエステ店は、警察官の潜入捜査により摘発されることがあります。「裏オプションがある」「お店の名前が頻繁に変わっている」「SNSなどでセラピストの募集を行っている」といったお店は、違法店の疑いがあるため避けましょう。
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